スピが好きな人こそ、日本という国がステージチェンジしていることに気づいて欲しい。
こんにちは、ハヌルです。今夜はなんとなく眠れずにいまして、せっかくなのでブログを書いています。
今月の始めころに書いたこちらの記事で私は「甘くない時代の始まり」について書きました。
今までの社会の継続を前提にした考え方は、もう終わりにしましょう。10年、20年先の自分がどのように生きるのかを、きちんと考えましょう。
これまでは「どうやって生きるか」が頭を悩ませてきたかもしれません。しかし、この「生きる」の意味合いが今後大きく変わります。「生き方」ではありません。どのように生存するか、なのです。
今日は「今までの社会」と「今からの社会」の違いについて、さらに書いてみたいと思います。
”私達が知っている社会”は、もう過去の物
これまで、いろんなスピリチュアリストが新しい社会の到来について語ってきました。古い時代が終わるという言葉を何度目にしてきたことでしょう。しがらみから解き放たれ、新しい価値観と愛と融和が人々の間を満たす平和な世界の到来・・そんな話をあなたは何度も聞いてきたかもしれません。
しかし、いま私が書こうとしているのは、そういった観念的な話ではありません。本当に日本という国は次のステージへと移行しているからです。
では、それはどんなステージでしょうか。
一言でいうなら、人口減少期です。
出生数の急減で、死亡数が出生数を上回る「自然減」が51万2千人に達した。戦後初めて50万人の大台を超え、鳥取県(約55万5千人)の人口に匹敵する規模となった。
あなたは、出生率が下がり、若者が減少した社会がどのような状態になっていくのか、具体的に想像したことがありますか?それは、今まで当たり前だったことが、当たり前で無くなる可能性が高い社会です。
人力で行う仕事に誰が従事するのか
これまでさんざん指摘されてきたことですが、老人だらけになる日本では、まずそれを介護する人手が今以上に足りなくなることが予想されます。現在でも老老介護が問題になっていますが、やがて介護をしてもらえるには恵まれた人のみ、という時代になってしまうかもしれません。施設を増やすといっても、そもそもそこに働いてもらうひとが足りないのです。施設を建築する人も減少しますから、建物を作ることひとつが大変になっていきます。そして既存施設を維持することも。どれも、従事者がある程度の人数がいてこそ継続できることです。
自分は健康に気を付けてるし、家で生活できるから大丈夫!とおっしゃる方もいるでしょう。けれど、介護だけではありません。
家が、町が、消えていく?
このまとめにあるような地区は、日本全国で存在しています。山奥の不便なところだから人がいなくなったんだろうと言う人もいるでしょう。それは一理あります。しかし、今後はさらにこの状態に拍車がかかる可能性が高いでしょう。
現在、日本にはりめぐらされている道路や鉄道の線路も、電気を送る送電線も、点検し補修をしているからこそ保たれているものですが、人手が足りない社会では、それらはどうなっていくのでしょうか。
おそらく人口密度の低い地域より、密度の高い地域・・すなわち都会の方を優先して、道路の補修や水道管の補修などが行われる可能性が高くなると想像されます。故に、住民が少ない土地の生活の基盤インフラを支えるのは自らという図式に。それができない状態にある人は、都会へ出て住まざるをえません。そして都会であったとしても、補修ができるとは限りません。昨年の台風被害の復興が進んでいないのはどうしてなのか、考えて見る必要があるでしょう。
田舎生活の基盤を支えられない?
スピリチュアリストの中には、以下の記事のような田舎生活に憧れる人も多いものです。
男性は「都会とあまり変わらない。必要なものがあれば、インターネット通販で自宅まで届けてくれるし、ネットで最新の情報も入手できる」と屈託がない。
人手の足りない社会の中では、運送運輸に従事する人もまた少なくなります。それは、現在のような送料が格安の通販システムでは無くなる可能性を意味します。この記事の男性がこの生活を送ることができるのは「これまでの社会」という基盤があったからです。
けれど先程書いたように、様々な保全が難しい状況に有る時にこの男性と似た生活をしているとなれば、老齢でなくとも、病や怪我の際、補修されない陥没だらけの道路を何キロも歩き病院へ行ったり、灯油を買って自力で運んだりしなくてはならないでしょう。
そもそも、人手が足りない社会では、病院も統廃合され、人口密度が高いところにしか残らなくなっていきますから、数キロ程度あるいて到着できるなら有り難い話になりそうです。(すでに産婦人科については数十キロ離れないと無いというところが各地にあります)
また、病院だけでなく、店員不足からコンビニなども現在の店舗数より減少し、身近にお店が存在しない可能性も。自家用車があれば助かりますが、90歳になった時、どれだけの人が事故や問題を起こさずに運転を続けられるのでしょうか。そして、車を動かすガソリンを買う為のスタンドが近くにあれば良いのですが・・・・。
「今までの社会」で無くなった時、このような生活は難しいものになりますし、人はいつまでも若いままではいないのです。
外国から人手を入れれば解決する?
出生率の低下は日本だけの問題ではなく、アジアの様々な国も同じ問題を抱えています。例えば台湾も同じ問題を抱えていますが、日本であまり知られていないのは、台湾での大学院進学率の高さです。日本での高校進学に似た感覚で大学進学は当たり前になっています。そして海外の大学院に進学する人も少なくありません。地下鉄で英語の本を読んでいる小学生を見かけることもよくあり、学歴が高く二ヶ国語のみならず数カ国語を操る人に出会うことも多いのですが、日本で働くメリットがどれだけ彼らにあるのだろうかと考えてしまいます。そしてこれはおそらく台湾だけの話ではないのでは、と思うのです。
さらに、海外から日本を眺めてみれば、日本人がかつて「安いから」とアジアを旅したように、今、日本は外国人にとって「安い」からやってくる国になっているなぁと気づきます。
現在の研修生制度をやめて、ある程度高額の給料を支払うことで人手を確保することは可能になるかもしれませんが、人件費の高騰は、結局私達の生活を直撃することへとつながるでしょう。
(余談ですが・・・歴史がある?テクノロジーが見たい?日本に憧れて?それは、過去のイメージでしょう。日本では台湾旅行ブームが起こっているようですが、一体、どれだけの旅行者が台湾の歴史に興味を持って旅に行くのでしょう?ほとんどの人は、食べ物やエキゾチックな建物を安く楽しむことが目的なのではないでしょうか。日本についても同じだと思いますよ。)
人手=プレミアムな価値観が起こる?
ここまで人口減少によって起こる可能性について簡単に語ってきました。ここから導き出されるのは、人手が必要なことほど高額になるのではという想像です。AIが登場しても、3Dプリンターが登場しても、補えない部分が存在するでしょう。非常に極端な話をするなら、どれだけお金を払っても人手がなければどうにもならないという物事について、現在と価値観が変わる可能性があります。例えば、20代前半の土木建築関係従事者の月給がかなり高額になっている会社が出てきているのは、人手の価値が高くなっていることの現れなのではないでしょうか。
調査結果によると、期間中の人手不足倒産件数は185件。前年比20.9%増となり、4年連続で過去最多を更新した。
主な人手不足倒産には、新築住宅からマンション、アパートのリフォームなどを手がけていたオークラ(東京都世田谷区、負債総額3億2500万円)や特別養護老人ホーム「今川河童苑」や介護付有料老人ホーム「いまがわ秋桜ガーデン」を運営していた友愛会(福岡県、6億8000万円)、「さくらクリニック」などを運営する千陽会(千葉県、8億3000万円)、宮城県の玉松味噌醤油(大河原町、3億5000万円)などがある。いずれも人材確保に伴う人件費の高騰が要因
知り合いの方が最近、某国立大の教授に着任され、助教を公募したのだが応募がゼロだったという話を聞いた。いくつかの分野では若手が消滅しつつある。状況はかなり深刻であると思う。
— Ryota IINO 飯野亮太 (@ryotaiino) 2020年1月27日
お金の価値観が変わる、社会が変わる、新しい時代の到来、それは、現実社会では人口減という形で、もう始まっているのです。大人も子供も、超高齢化社会でどうやって生きていくのか、について、私達は目を向けざるをえないのではと考えます。
これらを踏まえた上で、
この記事をもう一度読んでいただけたらありがたく思います。
神と人、ちから合わせて、開運
さきほど、友人からこんなメッセージをもらいました。
チャンドゥキアウパニシャッド第1編1章8節
「まさにこのオームなる音は同意の際の言葉オウである。それというのも、人が何かに同意する際に発するのは、単純にオウという言葉だからである。そして同意された事柄は即ち、成就されたことになるのである。かくのごとくこの事柄を理解しているものが、このオームなる音は、神様を讃詠する音であるとして、瞑想を施せば、その者はまさしく、種々の願望の成就となるのである」
昨日の記事祝大家庚子鼠年!で自分の肉体について理解することが開運の第一歩だよという話を書きました。今日のこの記事のような「社会」について知っていくことも開運のためには大切だと私は考えます。現実に目を向けないスピリチュアルは、単なる妄想遊びで終わってしまうのではないでしょうか。開運は神仏のお力添えだけでなく、自分自身がどのように考え行動するかが重要です。そのために自分と世界を知ることをおろそかにしないようにしましょう。しっかり目を広げて世界を正面から見つめましょう。神人合力、ちから合わせて、開運なのです。
せっかくなので開運デーを。
2月1日(農暦正月初八)は、太陽烏兎日です。特に午後13時〜15時がラッキーな時間帯。もし初詣にまだ行かれていらっしゃらない方は、この時間帯にどうぞ。
にほんブログ村
霊視 ブログランキングへ スピリチュアルメッセージブログランキング
上記の画像またはリンクテキストをクリックしていただくと、
ランキングサイトに一票が入ります。
1日一回応援クリックしていただけると大変励みになります。
火水ハヌルのTwitterアカウントhttps://twitter.com/hanuru_
Facebookページhttps://www.facebook.com/himitsuhanuru/