【佐賀】12年に1度の丑年のみ!仁王利剣山華厳院「吉祥寺」の結縁灌頂 開壇。
結縁灌頂に行ってきました
先週のことになりますが、11月14日に佐賀の吉祥寺さんに行ってまいりました。
吉祥寺{きっしょうじ}は、文明6年(1474年)辛丑歳創建の古刹{こさつ}(由緒ある古い寺)で真言宗善通寺派の西の本山として知られています。
その昔、弘法大師様が九州行脚の時、当地{ここ}の瀧場で仁王経を読まれ、御祈願された御遺跡{ごゆいせき}であるという事から仁王山と呼ばれています。
こちらでは丑年である令和3年が12年一度の秘仏御開帳の年。
本尊は、大日如来と言われていますが、両部の秘印を結印された四臂{しひ}(四本の腕)大日如来の胎内仏として安置される秘仏大日大聖不動明王を実の本尊としています。
この胎内御本尊は、舒明天皇{じょめいてんのう}の玉体安穏を祈願した秘仏で12年に1度の丑の年御開帳され、さらにその年には、釈迦如来涅槃像の他、寺宝などを拝観する事もできます。
御開帳だけでもありがたいことなのですが、更に・・・
11月14日は特別行事として結縁灌頂(御本尊様・諸天・諸菩薩様と御縁を結ぶ)が開かれ四国の総本山善通寺管長猊下に御仏様との御縁をお授け戴きます。
ということでして。
在家で受けられる真言宗最高の儀式、結縁灌頂
本州では時折開催されていますが、九州ではなかなか無いチャンスのようでして。有り難く思い、即申し込みをさせていただいたのです。(実際当日、このような形で行われることは九州ではここ唯一とお話がありましたし、何しろ12年に一度です)
気になる時は確認が大事
amebloの方をお読みくださった方は既にご存知のことと思いますが、今月の頭に母が逝去致しました。
亡くなってから日も浅く、亡くなる前に申し込みしていたものの参加はご遠慮したほうがいいのだろうか?と、吉祥寺さんにお電話でご相談させていただきましたところ、「そのような時こそ仏縁を結ぶことはまさに良いことでありますからお越しください」とお言葉をいただきましたので、安心して足を運ばせていただきました。
佐賀県は案外と近かった
まだまったく九州の地理がわかっていない私。
吉祥寺さんを改めて地図で見ると、久留米に近いんですね。案外と佐賀県大きい!
博多駅から最寄りのバス停まで電車とバスで約1時間、そこから徒歩で30分ほどのようですが、お寺は山の上の方にあり徒歩は大変そう・・・。お寺へ向かうタクシーを何台か見ました。中には歩いていらっしゃった方も。そのお姿に頭が下がる思いがしました。
今回私は、福岡開運ツアーにおいでのお客様のお車でご一緒させていただきました。大感謝です。博多から高速で40分ほどと近くてびっくり。あっという間に到着です。
お天気良し、気分良し
数日続いた寒さが嘘のように暖かくなったこの日は晴天、気温は19度。山の中でも意外と紅葉は少し色づいている程度でしたが、木々の隙間から見える空の青さが美しく。
今回のためにお世話をしてくださる地元の方がたが、あちらこちらと立っておいでになり、なんとなく子供の頃の岐阜の地元の行事を思い出すような、どことない懐かしさを感じます。
いよいよ始まる
この左側には切り取り線と結縁灌頂入檀許可証がついており、私の名前と順番の数字に集合時間が書かれていて、当日時間に線に沿って切り取りお渡しすることで受付完了となります。
参加者は携帯の電源を切るように指示があり、この後車に戻るまで切ったままにしました。
現地に掲示されていたものを見た記憶を掘り起こすと、最初の回が12時開始で、一番遅い回は16時半だったように思います。一回の人数はおおよそ25〜30人前後でしょうか。14日の結縁灌頂には総計で100人前後の参加があったのだろうと想像されます。駐車場も集合時間によってお寺に近い方と遠い方に振り分けがされていました。
集合場所の護摩堂の中のお不動さまに、まずは拝礼。その後外で順番に並び、お坊様に先導されながら真言を唱え説戒所へ向かいます。
というところで、なのですが・・・
ここからの詳細については公開の可否を伺っておりませんので、もしもを考え念の為記録を控えさせていただきますね。ほんとにごめんなさい~汗
ただ、ご一緒させていただいた方々はこれまでに何度かあちこちで結縁灌頂を受けた経験がおありだったのですが、「結縁灌頂での”これ”は初めてです」とおっしゃるようなことがあったということだけお伝えしますね。
私はそれを体験することで疑似死を体験できたように思います。そして亡くなった母の魂の旅路を思いました。
何しろ12年に1度の結縁灌頂。ご興味のある方はぜひ、次の丑年の開壇を楽しみにお待ちください。その際ご一緒できたら嬉しいです。(って、その頃九州にいるのかな?)
結縁灌頂の記念品
・御血脈
・金剛線
・散華
・覆面
・御札
・腕輪念珠
・曼荼羅下敷
・開運暦
終了後に以上が入った袋を頂きました。
中には上記の他に、お供物と投華も入ってました。これらは大切に保管します。(お供物は別)
ご縁をいただいた仏様
ひとりひとり、それぞれ違う仏様とご縁をいただきました。私は金剛嬉菩薩さまです。
ご縁をいただいた仏様と自分の名前がお寺で記入され12年後まで保存されるとご説明をいただきました。ありがたいことですね。
しかし確か投華の場所は金剛喜菩薩さまだったんですよね・・音も似てるし場所も隣同士に近いので、もしやいただいた紙が書き間違い・・・?とちょっと謎になってますが。
中にはどこであろうとみな同じ仏様のお名前を告げられる所もあると聞き及び、それならば私の場合、内外八供養菩薩の金剛嬉菩薩さまと、十六大菩薩である金剛喜菩薩さま、それぞれどちらもなにかしらのご縁をいただいたのだろうと都合よく有り難く思うことに致しました。
慈乃梅に癒やされる
こちらは吉祥寺さんの敷地内で育てられている梅から、お寺の方々により全て手作業で作られたありがたい梅干しです。
大変人気があるそうですが数が限られているので、手に入るのはラッキーだとお寺の方がおっしゃっておいででしたよ。
昔ながらのしっかり塩のきいた美味しい梅干しです。体内に溜まったちょっとした邪気には、こうした伝統的な梅干しがききますね。
それではまた次回!
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10/14(農暦九月初九)は、ご先祖さまや神様に感謝して開運!〜九九重陽節〜
お久しぶりです、ハヌルです。
もう10月ですが、30度近い気温の日が続いておりますね。とはいえ、朝夕の風はやはり少し涼しく、秋の始まりを実感します。
そう、農暦でもようやく九月がやってきました。月の運行で更新される暦なので、必ず新月が一日(初一)になり、グレゴリオ暦の10月6日が農暦九月初一でした。
九月と言えば重要なのは重陽節です。
世間では既に先月の話題だと思われますが、農暦や旧暦リズムで生活なさる皆様は、今月14日に行われると思います。
中国での重陽節の始まりは魔除けの日でした。ざっくりお話しますと・・・
ある時村に大変な病が流行り人々が大勢亡くなる惨事となる。生き残った男が病魔を祓う為に山へ登り修行をしたところ、九月九日に再び病魔がやってくると教えられる。菊花酒と茱萸を入れた袋を持って高山に登った村人たちの命が助かり、病魔は退治された
・・・という話に由来していると言います。(出典元:續齊諧記/梁/呉均)
重陽は九月九日と陽数の九(jiu)が2つ重なることから重陽と言いますが、「久久(jiu)」と同音であり、現在では長長久久・長寿健康富貴を願う節目の意味が強くなっりました。医療が未熟で、感染症対策も十分でない時代の疫病は本当に恐ろしいものであったと思いますし、長寿である人は、それだけで相当に運に恵まれた象徴だったのかもしれません。
コロナで世界中が苦しんでいる今に生きる私達は、「病魔から助かる=健康長寿」につながったのはとても理解できますよね。
故に、この日は、年長者、ご先祖さま、土地神さまへ日々の感謝を伝えたりお供えを行います。
自分へ与えられる富やご利益の大元への感謝を忘れず、与えてくださり守ってくださる存在を尊ぶ思いを行動で表すのですね。そういった考えを飲水思源といいます。幸運となっても元を忘れないというような意味です。
重陽節の開運法
菊花茶と蒸しパンをいただく&高い所へ登る
重陽には縁起物の重陽糕という米の蒸し菓子ををいただきます。糕(gao)というのはお餅やケーキを指す言葉で、歩歩高昇(どんどん高みに昇る)という言葉の「高(gao)」とかけた縁起物です。
ところで重陽糕と一言で言っても、調べてみればかなり幅広いタイプのお菓子です。中には蒸さずに冷やして作る水晶糕タイプのものもありますし、重陽の陽(yang)と羊(yang)をかけたものもあります(amebloに画像掲載)。
なんにせよ日本の今の時期では入手が難しいので、コンビニで手に入る蒸しパンでよろしいと思います。特にマーラーカオは漢字で書くと馬拉「糕」ですから、ちゃんと「高」にかかってます。
いただく時はぜひ菊花茶を添えて。お酒が飲める方は菊花酒をどうぞ。
一応、本式に自分で作ってみたいと思われる方の為に、一番シンプルそうな作り方の動画を紹介しておきますね。米粉と小豆あんを交互に重ねて蒸し上げるタイプです。
また、この日に高い所へ登ると、災厄を逃れ福が来るとされます。
中華文化が盛んな所では山へ行く人が増える日です。 近くに山が無い方や足の弱い方などは、遠くが見渡せるタワーや、高いビルなどにエレベーターで登られてもいいですよ。
高い所の気は清く低い所はその逆が溜まると言いますが、人工の建物でも同じようにお考えください。 ただし今年はまだまだ感染予防を心がけたいもの。人出には十分にお気をつけて。大勢の人が集まるような場所は避けられるのが無難です。
古くは「登高辭青」と言い、農暦三月三日に春を迎え、九月九日に山で緑を辞するとしました。これは、ちょうど重陽節の頃にいよいよ秋が始まり、夏の緑は終わり草木が枯れはじめ紅葉するからです。(重陽節が終わると9日後に「霜降」です)
年長者に贈り物をする
ご自身とご縁のある方で、年長の方(祖父母など)にプレゼントを贈ってみましょう。日頃の感謝の気持ちを込めて、尊敬する年上の方にでもいいですね。
10月12日の烏兎太陽日に贈り物を選ぶ&発送するのがおすすめです。
開運日はこちらの記事をどうぞ〜。
ご先祖さまに手をあわせる。
肉体がある以上、私達には必ずご先祖さまがおいでになります。自分が知らないような何代も前の方であっても、その方々の有形無形の産物により、今の自分たちが生かされている部分があります。「なんでもない今日」を、一日またなんでもなく過ごせたその有り難さを思い、ぜひ手をあわせ感謝をお伝えしましょう。
もちろん、菊の花をお供えするのも良いですし、菊花茶(酒)や蒸しパンもお供えしてみてください。
神様に手を合わせる
もちろん、神様にも感謝を!あなたが普段手をあわせている、またはご縁を感じている神様がいらっしゃれば、重陽のタイミングでお礼の気持ちをお伝えしましょう。出かけなくとも、家の中で手をあわせ、心の中で言葉にするのもgoodですよ。
土地神様(地基主)へお供えと祈りをする
お住まいや会社等の建物のある土地神様(地基主)へお供えをしましょう。
場所:キッチンを背中にし、リビング方面に繋がっている所
(境に扉がある場合は必ず開いておく)
※どうしても置けない場合はキッチンの調理台の上でも可ですが、拝むのは部屋の内側に向かって拝むこと。
準備するもの:
・低いテーブル(重要 床に直に置かないこと)
・火を通した鶏もも肉(唐揚げ・ケンタッキー可)
・野菜のおかずを3種類
・白飯を盛ったお茶碗とお箸
・果物 3種(梨以外)
・お茶 3杯
・線香1本または3本
※あれば紙銭(刈金)を用意。日本では入手が難しいので無しでok
台湾では地基主へのお供えに、こんなお弁当をお供えなさる方も多いですよ。中にはマクドをお供えする方もいます(笑)
もし、なんらかの理由で鶏肉に触れることができない方は、お野菜のおかずを一品増やすとともに、ポタージュスープを一杯追加してください。
◎行い方・・
時間:午後17時〜19時の間
(1)まず線香を焚き、三度礼をする。
(2)次のように唱える。
「本日、九月九日重陽節に、私(あなたの名前・生年月日、住所)は、お供えを準備致し、誠心誠意心を込め、当地の土地神をお迎えし敬意とともに捧げます。
どうぞ当家にて十分おくつろぎください。常日頃のご加護への感謝を御礼申し上げます。
なにとぞ、当家の安全と平安と健康をお守りくださいませ。」
(3)線香が燃え尽きたら再度三度拝礼して終わり。
もし、刈金を用意できた方は、線香が2/3燃えた頃に三度礼して燃やしてください。(火事に注意!)無い場合はこれで終了です。
土地神様の中でも地基主は、建物の立っている土地にもともとおいでになった存在と考えられており、家に財を運んでくださる方として、熱心にお供えなさる人も多くいらっしゃいます。特に引っ越しの入居の際にはご挨拶が大事と言われます。これまで意識なさった事がない方は、重陽のタイミングでご挨拶しておくと良いかもしれませんよ。
端午節との関わり
五月の端午節の際に、室内によもぎや菖蒲で作った魔除けを掛ける風習があります。それを九月九日に交換するという話をどこかで読んだ記憶がありますが・・・ちょっと今思い出せません。来年、覚えていたら、このことも書いてみたいと思います。
そういえば、重陽には、菊は飲食するだけでなく目で眺めて楽しみ、この日に髪に挿して歩いたりもしたのだそうです。さらに佩茱萸といって、茱萸の枝も髪や服に挿すこともあったのだそうです。茱萸というと袋に入れてというイメージでしたが・・・まず茱萸の名はひとつでも、なにが茱萸なのかは人により指している植物が違う場合もあったりしますし、やはり広い文化圏なので、色々あったのでしょうね〜。
それではまた次回!
■新しい視点と気づきの為の霊視セッション
※メディア実績※ VOGUE JAPAN
インタビュー掲載 「真夜中の占いの館・番外編」前後編
「夏至の開運記事」執筆掲載
辛酸なめ子著「魂活道場」記事収録
月刊ムー 総力特集「中間生の秘密」取材掲載
透視能力開発講座 取材掲載
Trinity 春夏秋冬福アクション特集記事 監修
Spiritual Healing Salon ハヌル
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