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今年は10/25(農暦9月9日重陽節の)邪気払いと開運行動。

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今日は農暦9月9日重陽節ですね。簡単に言えば髪に茱萸の実を挿して高い所へ上り、菊酒や菊花茶を楽しむことで、邪をはらう事ができる日です。もたもたしているうちに当日になってしまったので、ブログは来年・・と思ったのですが、簡単にTwitterに投稿したものをFacebookに再録しましたので、それをこちらに再録しておきます。

 

重陽節の開運行動

重陽節に行う行事は中華文化圏で多少違いがありますが、主なものは最初に書いた通りです。これらの謂れは伝説によると疫病の流行と関係しているそうです。
重陽節の疫病の伝説
その昔疫病が大流行し、人々が大勢次々に亡くなっていました。ある所に住む桓景という人が山へ仙人を訪ね三日三晩門前に座っていると、その心根に感心した仙人より青龍刀を授けられ、朝から晩まで必死に修行を行ったそうです。
 
やがて仙人は、桓景に茱萸と菊酒を与えると、「疫鬼が水の中からやってくる。人々に茱萸を身に着けさせ菊酒を飲ませ、高い所へ登らせなさい。それらが人々を守るだろう。お前はその間に青龍刀でえき疫鬼を倒すのじゃ」といいました。
 
桓景は言われた通り、人々に茱萸を身に着けさせ菊酒を飲ませ高い山へ登らせました。
やがて疫鬼が現れ、人々を害しようとしましたが、茱萸と菊酒の護力に阻まれて人々に手出しができません。そしてついには桓景の青龍刀で倒されたのです。
 
人々はこの故事にちなんで、重陽節になると、茱萸を身に飾って高い所へ上り、菊酒を飲み、文人は歌を作り、また菓子を楽しみ、邪気を払いを行うようになったと伝えられています。
 

魔除けの茱萸と菊酒

菊酒は菊の香りをうつした酒で、この他、韓国では菊を表面に乗せて作る菊花煎なども。乾かした花びらで菊枕を作り長寿を願ったり、日本ではかつて重陽の朝に綿で菊の花を包んでおき降りた露で顔を拭うと美しくなるなど、菊の力を使うものが各地で行われました。

また実際に菊花は薬効が知られています。

神農本草経にも「菊花」として上品の部に収載されており、頭痛や目の病気を治し、延命効果があると書かれ不老長寿のシンボルとされています。成分としてはカンファー、ボルネオールを含む精油の他、アデニン、コリン、ベタイン、クレサンテミン、アピゲニンなどが入っています。水製エキスには体温降下作用や黄色ブドウ球菌結核桿菌などの抑制作用(in vitro)を示します。

菊花には解熱、解毒、鎮痛、消炎、血圧降下、抗菌などの作用があり、咳、眩暈、冷え症、不眠症、風邪(発熱、頭痛、悪寒)、高血圧や目の充血などに用いられます。漢方処方の釣藤散(ちょうとうさん)や杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)などに配合されています。

キク | 二階堂先生の「食べ物は薬」 | 漢方を知る | 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com より

 
 
一方、茱萸は日本語だとグミですが、私達がよく目にするグミの実ではないそうです。
ではどんな実かというと、牧野太郎先生のカワラハジカミ(呉茱萸)説が一般的に流布しており、だいたいの説明でカワラハジカミとかかれているようです。
今回のブログのトップ画像がそのカワラハジカミです。

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しかし個人的には詩詞世界 碇豊長の漢詩ミニ解説を拝読し、烏山椒説になるほどと思わされる所もあり。

どうやら、定説は呉茱萸なのかもしれません。しかし結局のところ、現在はまだ、茱萸ははっきりとどの実なのかわかっていない、という所でしょうか。同じ植物が日本にあるとは限りませんし。

いづれにせよ、呉茱萸も烏山椒も香りがあるもので、今風にいえばハーブによる殺菌力や嗅覚反応による免疫活性などの薬効を期待したものだったのでしょう。そう思うと、疫病伝説で、茱萸を身に着けた人が疫鬼が害を及ぼせなくなった意味もわかります。
 
 昔の日本では、端午節に飾った薬玉を重陽節に茱萸を入れた袋に掛けかえたのだそうです。次の端午節までの魔除けだったのでしょうね。このように、春に行う行事の対になることを秋に行うことがあります。それを1年が半年周期の名残であるとする論を昔読んだ気がしますが、記憶が定かではありません。
 

邪気は低地に溜まり、高所に天より清浄な気が集まる

懇意にしている台湾の道士様のお話によれば、農暦9月9日(重陽節)は、邪気は低地に溜まり、天より清浄な気が高所に集まるのだとか。
 中国語では高い所へ登る「高」と「糕」の音が似ていることから、開運のお菓子として重陽糕というケーキが食べられています。
 
高い所に登り、お菓子を食べたり菊酒や菊花茶を楽しむことは今でもできること。開運に興味のある方は、ぜひまだ間に合いますので、高い所へおいでください。高所はビルでもタワーでも丘でも山でも可ですよ。
 
今年は時間がなく、さらっとした内容ですみません。また来年、加筆したいと思います(汗
 
 

アメブロで「開運あやかり飯」はじめました。

福岡スタートで、開運あやかり飯という記事をちょこちょこ書いてみようと思ってます。こっちのブログよりもかなり軽いノリでギャップを楽しみながら書いてみようと思います。(でも真面目な根拠もありますのよ)

良かったらそちらも読みに来てやってくださいませませ。

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