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【追加有】2/26は旧暦小正月で福運・金運上昇 〜上元・元宵節〜

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 お正月も最終日!

2/26は農暦正月十五日、今年最初の満月の日であり、お正月ラストです。かつての日本でも15日までが松の内(正月)とされ、この日まで門松を立てていました。 

現在の日本では小正月の名前で残っていますが、行事を行うことも減ってきており、小豆粥を食べる方も少なくなってきているように思います。そして、言うまでもなく、新暦で行われているので、一ヶ月以上前に終わってしまっていますよね・・・。

 

一方、現在でもアジアの各地では、伝統的なお祝いを行っています。この時期のTVでは、ランタンフェスティバルについてよく流れていますよね。あれは正月十五日、つまり、元宵節の行事です。元宵とは、お正月の(最初の)夜というような意味です。(台湾では夜食となるような深夜営業を宵夜と言ったりします。)

 

元宵節(上元節)=天官大帝の聖誕日

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元宵節は、上元節ともいい、天官大帝の聖誕日です。天官大帝は天を司り、人々に福を賜る権限を持っています。そのため、人々は上元節(元宵節)の期間に天官大帝のご加護を祈願します。故に、あんなに華やかにランタンを空へ上げるのです。台湾では三界公というお名前でも知られています。

そして、どんな人間でも知らない間に、意図せずうっかり天の規律に背き、なにか些細な間違いや小さな過ちを犯している事があるかもしれません。この運が欠けた分とは、具体的には金運のことだと言う人もいます。 知らないうちに、うっかり金運を欠けさせている・・かもしれないと思うと、困りますね!

上元節の日は、賜福を司る三界公に、そのような小罪で運の欠けた分を補ったり、福をお授けいただけるようお願いをする大事なイベント日です。

 

三界公は「三元三官大帝」の内のお一人で、他に、「地官清虛大帝」と「水官洞陰大帝」がおいでになられます。それぞれ、上元節、中元節、下元節の日が各大帝の聖誕千秋日となっていて、「上元天官賜福」「中元地官赦罪」「下元水官解厄」と、担当が別れています。

(日本のお中元は、本来この「三元三官大帝」の行事の一つです。今では贈り物をするだけの習慣となってますね)

 

上元節は、様々な運をUPさせるのに見逃せない日 

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では、いつものように、日本でできるこの日の開運についてご紹介していきますね。

 

(1)色で開運する

この日の開運の色はもちろん、赤です。何か赤い色のものを身に着けましょう。アクセサリーなら、赤メノウ、ルビーのものがおすすめ。お部屋に赤い提灯やライトなど、赤い光る物やそれを模したものを飾るのもおすすめです。飾る場合は、窓際に近い所に!

(2)月に願いをかける

元宵節の満月は、特に、ご縁に関する願いを叶える力が強いと言われています。恋愛、結婚はもとより、お仕事の縁、人脈の縁、など、人に関する縁について、お願いしてみると、月下老人さまに願いが届くかもしれませんね。月を見ながら、具体的に望むものを思い描き願うのも、おすすめですよ。

(3)湯圓を食べて開運

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本来、元宵節はその名のとおり、”元宵(ゆえんしゃお)”を食べます。しかし日本で見つけるのは多分大変。台湾でもなかなか販売している所は見かけません。高雄でも百貨店で販売しているのを一度みかけたことがあるだけです。実際、台湾人でも元宵を知らない方もいるくらい。

元宵と湯圓の2つは、見た目も味もとてもよく似ています。ただ、そもそものお団子の作り方が違うことと、私が見た時は元宵のほうが一回り大きいサイズに見えました。

 

【追加】Twitterで元宵についてのツイートを見ました。これが元宵です!

一見は百聞にしかず!わかりやすいですね!

こちらのツイートでも元宵について「台湾人にも実態をあまり知られていない伝統スイーツ」と書かれています。

 

台湾だけではなく、南方では元宵節の縁起物で湯圓を食べる方がかなり多いですね。湯圓は、ひとつ食べれば、財運アップ、2つ食べれば仕事運アップ、3つ食べれば・・なんて言われたりもします。

 

湯圓は現在では肉が入ったものやピーナッツ餡に 桂花糖やゴマ·椰子·豆の餡のものがあるなど様々なバリエがありますが、 基本は小豆の餡の団子のようです。 これはこの湯圓が、前々回に書いた韓国のパッチュク同様に 小豆の赤い色によって邪なものを避ける意味を持っている事を表しています。 つまり丸い団子=宇宙卵のエネルギー 小豆=避邪 というわけです。

ameblo.jp

 昔、アメブロ冬至節の湯圓について書いたものから引用しました。(もう10年も前の記事です!自分でも書いたこと忘れてました笑)

 

湯圓はAmazonだとこんなのが売ってましたので見た目の参考にしてみて下さい。

おそらく、この日は、日本各地の台湾カフェや中華料理店で湯圓を販売しているところがあると思われます。ぜひ、あるかどうか予め確認をして行ってみて下さい。もし元宵があれば超ラッキーです。

もし、通販も苦手だし、湯圓は買えない・・という方は、小豆の入ったおまんじゅうをお食べください。(上に示したとおり古典的には、小豆の辟邪と丸い形が重要だからです。) 

 

(4)財運アップ法を行う

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◎用意するもの

☆現金を6666円分

内訳は以下の通り

・五千円札✗1 千円札✗1

・500円玉✗1 100円玉✗1

・50円玉✗1  10円玉✗1

・5円玉✗1  1円玉✗1

☆上記のお金を包める程度の大きさの赤い布

 

◎行い方

(1)午前7時ー9時に玄関の外側に赤い布を敷き、その下に上記のお金を置きます。

(2)その上を跨ぎながら玄関に入ります。入る時に、以下のように口の中で唱えます。

「二本の脚で入ってくる、金銀富貴がともに入ってくる」

 

(3)お金を回収します。そのまま赤い布で包み、通帳と一緒にしまってください。(通帳の無い方は部屋の財位に置いて下さい。)

使う必要ができた時は、一端自分の口座に入金をしてからお使いください。

 

※使うお金は予め硬貨はクエン酸などでピカピカにし、お札はアルコールスプレーで綺麗にしておくと尚良しです。

※財布の中の整理も同時に行って下さい。できるだけ、この日は、財布の中に余計なレシートなどを入れておかないこと。(福の入るスペースを増やしておきましょう!)

(5)ご先祖さまを拝む

お昼の12時頃、お仏壇やお写真等がある方はお花、お茶、お菓子をお供えし拝みましょう。

お仏壇等が無い方や、お仕事で外に出られている場合は、お昼ごはんに手をつける前にご自身につながる総てのご先祖さまを、心の中で拝み、感謝の気持ちをお伝えしてみてください。福を自分だけでなく、ご先祖さまへお贈りするお気持ちも大切です。

 

(6)天の神様にお供えをし拝む

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◎お供え物品

・豚肉・鶏肉・お魚(お頭付)

※加熱調理済の物でok

・生の果物を三種類(金柑・りんご・バナナ等)

・小豆を使ったお汁粉や小豆粥を3杯

(白玉団子の中にあんこが入った物があればぜひそれを。

どれも無理なら大福餅を3個用意しましょう)

・蒸しパンやカップケーキ(個数自由)

・そうめんを三束

(1束づつ赤い糸か赤のリボンで巻いて赤い紙の上に置く)

・お茶3杯・お酒3杯・お花1対

 

◎置き方・・お茶3杯を横に並べた両脇にお花を置く。次に、肉系を並べ、果物、お菓子の順に並べます。

※置く場合は、かならず机か台を用意してください。(重要 床に直に置かないこと

 ベランダや窓など外部に面した部屋で、外に向けて置いて下さい。 お供えをした部屋は25〜26は電灯を点けっぱなしにしておくと尚良しです。

 

◎行い方・・

時間:十四(25日)夜23時〜または十五(26日)午前7時前後までにお供えをする。

(1)まず線香を焚き、三度礼をします。

(2)次のように唱えます。

「私(あなたの名前・生年月日、住所)です。本日は、誠心誠意心を込めましてお供えをご用意し、三界公のお誕生日を喜び、お祝い申し上げ、心からお迎えいたします。どうぞ、ご加護と、本年の順利平安、万事如意を私(名前)に賜りますようお願い申し上げます」

(3)3度柏手を打ったら終わりです。

 

お供えはすぐに下げず、1時間程度はおいておいてください。

 

この日は、土地の神様も拝むと尚良しの日ですが、まず今年は、上のことをやってみましょう♪

 

これでお正月の開運行事は総て完了。

また来年は、今回書かなかった開運法等をお知らせしたいと思います。

ところで、元宵節には、古来その年の運を占う行事がありました。日本でも小正月の際には、今でも、粥占いなど1年の作物の出来具合や、日本の様子を占う行事が残っていますね。元日の国占よりも、もっと庶民の生活に身近な占いだった気がします。

 

そう思うと、26日は満月に向かい、改めて今年の自分について年運を占ってみる・・のも、いいかもしれませんよ?

 

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