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上巳と九九と、漫画版の童乩と東南アジアの童乩。

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 久々のブログ更新です。

2月があっという間に終わりまして。

なんと、今日は3月3日。

早いですね・・。

なんどか、ブログを書きかけてはいたのですが、

なかなかまとまらず、3月が来ておりました。

 

三月三日は雛祭り・・ではありますが。

 

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(画像 阿波羅新聞網より

 

3月3日というと、日本ではお雛様の節句ですね。

日本では節句新暦グレゴリオ)で行いますので、

今日は日本中で雛祭りが行われていたでしょうね。

 

この日はもともとは上巳の節句であり、

旧暦では今年は3月29日がその日に当たります。

 

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(画像 華人網より)

 

今でも、アジアの国々では、上巳の節句には、

野外で祭典を行う部族がいますし、

この日、野山へピクニックに行ったり、

様々な野草や花を使った料理を飲食したり、

凧揚げやブランコやシーソーに、

壺へ棒を投げ込む遊びなどといった、

様々な伝統行事や習慣が行われています。

 

 

私のアプリでは九九の日ということで。

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(画像 九九消寒!以聯記日待春來(圖) - 詩詞歌賦 - 看中國網 より)

 

私の使っている中国カレンダーでは、

今日は九九の日です。

彼の地では、冬至から9日ずつを

ひとつの区切りとして数える風習があるそうで、

冬至から81日目(9☓9)に春が来るそうです。

 

その日を数える「九数歌」という歌を楽しんだり、

九九消寒図」と言って、

九画の九つの文字で作った詩を

ひとつづつ描いて春待つ風習があったようです。

女性向けには、9つの花弁を持つ9つの花を描いて、

9日ごとに花弁を塗っていく・・

というものもあるのだとか。

 

 

今日は九九の日ですから、冬の終わりの日。

明日から春、という事のようです。

 

 確か、私の記憶では、

モンゴルでも同じように

冬至を基準に9日を区切って数えて、

3つ目の区切りで春が来るという風習

モンゴル語でユスンユスと言う)があったと思うのですが、

九九が81日間であるのに対して、

こちらは27日で春の始まりが

やってくることになっています。

 

これは中国文化の影響だったのか、

逆にモンゴルの文化が中國に影響を与えたものなのか、

不勉強な私にはちょっと分からないのですが、

いづれにせよ、「冬至」を起点として、

「9」で区切って数えるという事が共通しており、

かつては、冬至がいかに重要であったかが

このあたりからも想像されるなぁと

思った次第です。

 

リアル童乩には出会ってても、漫画は知らなかったので。

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このように幼い乩童もいる。

 彼らは10歳と11歳である。

(画像)光明日報

http://www.guangming.com.my/node/153924

 

 

ずっと読みたいと思いながら読んでいなかった漫画

「童乩」を読みました。

実際の童乩は会っていても、

漫画に描かれてるのは読んだ事が無かったんですよね。

 

 

童乱(タンキー) 1 (ヤングジャンプコミックス)

童乱(タンキー) 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

内容は、90年代のシンガポールを舞台に

日本人駐在員の息子が童乩になるお話と、

同じく90年代の日本を舞台にして

シンガポール時代に父を物の怪に殺された息子が

童乩になって大元の悪と戦う・・というようなお話でした。

 

最初の話が賞を取り、

それを後に改作し連載化したようです。

漫画のタイトルは童乩で、

主人公も自らを童乩としていますが、

私が出会った童乩の世界とは違います。

 

  

作者の石川優吾さんのツイートによると、

ちょっと大変な連載だったみたいです。

 

この漫画の主人公が

シンガポール童乩に出会ったように、 

童乩そのものは東南アジアに広くいる存在で、

中国、香港、台湾、タイ、ベトナムなどなど、

各地で華人の生活に関わっています。

 

実際のシンガポールの童乩は。

 

youtu.be

シンガポールでの童乩の様子。

他のもののほうが、もっと降臨してる感じのがあるんですが、

雰囲気を掴んでいただけたらいいかなと。

衣装や鞭を使うあたりが台湾とは違っているようです。

 

 

youtu.be

こちらはマレーシアでの様子。

10年程前の映像ですが、

台湾と似たような法具を使ってるようですね。

 

シンガポール童乩については、

アラン・エリオットの、

シンガポールシャーマニズム』という

本が詳しいようです。

 

シンガポールのシャーマニズム

シンガポールのシャーマニズム

 

 

上記の本について

一部内容紹介をしているサイトがありました。

これを読むと台湾での童乩の様子とシンガポールとは、

ほぼ同じだという事がわかります。

 

www.alter-magazine.jp

 

 台湾でもそうなのですが、

童乩の神憑りは全身を傷つけ、かなり流血を伴います。

頬などに、長い鉄針などを突き刺したり、

背中や胸を法具で叩いて傷を負わせるのですが、

派手に血が出ているので、初めて写真を見る人は、

少し心の準備が必要かもしれません。

 

タイの童乩などは、両頬や口腔内に

様々なものを突き刺す事が有名で、

その写真を見るだけで思わず震えてしまいそうな程、

相当ショッキングで凄惨な姿に見えます。

 

日本のスピリチュアル界隈では

こういった身体を傷つける事は

まず行われないのではないかなと思いますが、

もしかしたらそこが、

スピと他の大きな違いなのかもしれませんね。

 

で、私の 童乩に出会った話しの続きは。

 

今回書きながら機会があったら、

他のアジアの国の童乩も会ってみたいなーと

ちょっと思ったりしました。

何しろyoutubeを見ていたら、

童乩にシヴァが降臨した?とかいうのもあったりして。

ヒンズーと童乩という組み合わせは

これまで考えた事が無かったんですけど、

そういうのも色々考えてみると面白いですよね。

 

そろそろ、私の体験記も

終わらせないといけないなと思います。

2月中、何度か書いたのですが、

当時書けなかった自分の心情を書き出すと、

なんだかやたらにウダウダした感じになってしまって。

こんなグニュグニュした話しを

他人様に読んでいただくのはいかがなものか?と、

ちょっと迷ってます。

結局、以前と同じような端折った内容で

終了してしまうかもしれません。

その辺、もうちょっと考えてみます。

 

 

 

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風邪と借庫と水漏れと開運。

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風邪を引いております。

 

昨年からずーっと走ってきた気持ちが緩んだのか、

滋賀から帰った途端、風邪引きさんになりました。

 

朝起きると少し良くなった気がするのですが、

頭の中に綿が詰まっているようで働きません。

何より喉がガラガラで聞き苦しい事この上無く。

そして夜になるとまた熱が出て、

咳の酷さで眠れないという状態が続いておりました。 

 

そうこうするうちに、

もう明日はバレンタインデー。

結局2週間近く、風邪にやられているようです。

 

おかげでメールの返信、メッセージの返信が

どれも非常に滞っております。

本当に申し訳ありません。

お返事を書こうと思っても、

日程の数字を見ているだけで頭がぼーっとしてしまい、

何を書けばいいのかわからなくなってしまう程だったのです。

久々の絶不調でした。

ここまで体調が悪いのは本当に久しぶりです。

日本が寒くて乾燥しているので、

それに私の体は耐えられないようです・・・。

 

 

しかし、ようやくようやく

頭が本当にしゃんとしてきた気がします。

おまたせしている皆様、

本当に本当に申し訳ございません。

今夜からバリバリ溜まってるお返事を書こうと思います!

 

 

頭の具合で、SNSの使い分けを感じたり。

 

しかし、あれですね。

こういう頭がボーっとしてる時には、

FBよりTwitterの方が眺めてて楽なんですね。

後から見返すためのメモ代わりRTも便利ですし。

一口にSNSと言いますが、

それぞれに使ってる力の部分が違うんだなぁと

再認識した次第。

 

 

 熱の中で「借庫」について思う。

 

先日、ある先生とお話させていただきまして。

その際に、「借庫」という話になったんですね。

 

この「借庫」の「庫」というのは、

めちゃめちゃざっくり簡単にいえば、

神様の金庫みたいなものを指す言葉。

 

 

 

例えば、香港・マカオでは、

農暦正月二十六日に「観音開庫」が行われます。

この日は観音さまが自分の金庫を開いて

年に一度人間にお金を貸してくださるのです。

別名「観音借庫」とも言います。

 

 

timable.com

↑これは昨年の各廟のタイムテーブル。

どのように進行されるのかが掲載されています。

各地の観音廟では早朝まで人々がお参りをし、

観音様が自分に幾ら貸してくださるのかと

紅包を開いて一喜一憂する姿が見られます。

 

 

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(画像)sun特搜:觀音移駕旺角借庫話咁易 - 太陽報

 

この画像のように、

紅紙に金額が書いてある紙を渡されるのです。

(手書きの所も多いようです)

 

どういうことかというと、

つまりこれは、その人が持っている金運に、

今年はその書いてある金額の分

観音さまがプラスして乗っけてくれますよ、ということ。

金額の過多は自分で決めるのではなく、

籤引きみたいな感じで決められます。

 

そして、この開庫の前には、

御礼を返す「還庫」を行う事が決まりです。

主に冬至の前に行うとされ、

觀音衣という観音様の衣服を模った物を一つに、

神紅二尺、大香三支、細香三支、

蠟燭一對、金花一對、壽金一條、金、銀各一條を

お供えし拝みます。

 

「借りたものは利子をつけて返す」

これは無言の約束ごと。

それをもししなければ、観音様との信用の絆は

失われてしまうと人々は考えているのです。

 

ここでは金運を上乗せしてもらう事を

「借庫」と言っていますが、

私は本来「借庫」とは、

「現実の現象を自分に都合よく動かす為に、

これまでに積み立てた徳分を引き出すこと」

ではなかろうかと思っています。

 

 

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借庫から徳というエネルギーについて思いを馳せる。

 

日々生きて暮らすというだけで、

私達は様々な人や神仏の力添えを受けています。

それに対してのお返しだけで本来私達は手いっぱい。

 

しかし人生における様々な出来事の中で、

私達が純粋な真心を持って何かを行った時、

そこで生まれた「徳」が積立分となって

ミエナイ世界へ昇っていくのです。

そしてそれは、自分個人だけで積むものではなく、

世代を越えて積んでいくもの。

何しろ、徳なんて、

そうそう積めるものではありませんからね。

 

もしも、人が、自分に備わった分だけの幸運以上のものを

現実化しようとしたらどうなるでしょう。

 

世界はエネルギーで動いています。

この徳というものもエネルギーだと考えてください。

現実化をするということは、

多大なエネルギーがそこでは消費されていきます。

少しづつしか徳を積むことができないのに、

大量に使ってしまったら・・。

バランスシートが崩れてしまいますよね。

 

よく宇宙銀行という話を目にしますが、

銀行は銀行でしかありません。

積んだ分しか使えません。

それ以上は前借りしているだけ。

前借りはいつかは返さねばならないでしょう。

 

 

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人には誰しも「分(ぶん)」というものがある。

 

それに、考えてみてください。

一軒のマンションがあったとします。

各部屋に水道が配管されており、

ちゃんと蛇口がついているとします。

通常の使い方であれば問題は起こりません。

しかし、もし、その中の一部屋が、

蛇口を思いっきり開放したら。

さらにその開放が24時間、365日続いていたら。

恐らく、床上浸水に階下への漏水を引き起こすでしょう。

その部屋の配置によっては、土台をも傷めてしまうかも。

人と運も同じ事でしょう。

 

 

 

風邪でちょっとうまく言葉になりませんが・・・

過ぎたるは猶及ばざるが如しと昔の人はいいました。

分をわきまえず、それ以上を望むのは、

結局身を滅ぼすのではないだろうか、と

私は思うのでした。

 

この事は、体調が回復したら

もう一度きちんと書いてみたいです。

 

 

 

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