「直観・霊感・霊能力の違い」、大真面目にまとめてみました。
純情・愛情・過剰に異常〜♪という歌がありました。しかしヤマトナデシコよりもっと七変化しがちなのが、直観・霊感・霊能力という言葉だなぁと思うハヌルです。
そもそも、「なにがどう違うん?」と思ったこと、ありません?
私のやっている☆ハヌルの霊能者ラジオで何度か、この3つの違いについて話してきました。しかし12分では話せなかったこともありました!
何しろ、ただいま混迷する時代。(大げさじゃなく事実なのが怖い)
混乱したまま言葉を使い続けるのは、わかったつもりを重ねるだけの「更なる勘違い」の元になりかねませんし、ラジオをお聞きでない方もいらっしゃるでしょうから、ここはひとつ、文字でも書いておこうと思う次第です。
「あーた!いいから!まだ始まらないザマス?! 」
←皆様のお気持ち代弁ねこ
はい、始めまーす!
直感は3つの思考意識をベースにしている
直感は文字では感じるの「感」を使っていますが、実際のところその「感」は「観」が極まったものと私は考えています。つまり、ざっくり言うならば、「見る」が極まったもの=直観です。
故に、そのベースになるものは
- 観察
- 推察
- 洞察
の3つです。
文字を読むのが面倒!時間がない!という方は、直観部分について同じ話を音声配信でしていますのでこちらをどうぞ。(この記事では、時間の関係で番組内で話せ無かった部分を下に書いていきますので、お時間ある時にぜひお読みください。)
観察・推察・洞察の違い
①観察は、観察日記という言葉があるように、目に見える物について注目している行為です。
1 物事の状態や変化を客観的に注意深く見ること。「動物の生態を観察する」「観察力」
2 《「かんざつ」とも》仏語。智慧によって対象を正しく見極めること。
注意深く見ることにより、その注視対象について客観的に様々な知識を得るのです。
②推察は、観察して知っている様々なことをベースに考えを巡らせる行為です。
[名](スル)他人の事情や心中を思いやること。おしはかること。推量。「おおよその推察がつく」「複雑な事情と推察する」
ここでは自分の中にある情報を元に、人の気持ちや物事の状況・事情など、目には見えていないものについて頭の中で考えたり心で思ったりしています。つまり主観的行為です。
よく似た言葉に推測という言葉があります。推測は「測」の字があるとおり、なにかを「測った客観的事実」を元に結論へと考えを導くものです。
一方、推察はあくまでも「主観的思考」なので、本人の持っている知識や体験的知識などが元になっており、それらの真偽は不確かで、よって出てきた考えが不正確なものになることがあります。
③洞察は、観察し考え隠れているもの・ことを見極めることです。
[名](スル)物事を観察して、その本質や、奥底にあるものを見抜くこと。見通すこと。「人間の心理を洞察する」「洞察力」
深く詳しく目で見ることにより客観的な知識を習得し、それを元に思いや考えを巡らせ、主観的な情報を客観データで削除修正し、という目には見えない隠れている真となるものを見抜く一連の流れが洞察という言葉です。
つまり、①観察+②推察⇒洞察 となります。
この流れを経験的に繰り返していくうちに、処理スピードはどんどんと早くなっていきます。
言語化を不要とする速さに進み、やがてそれは形質として身に備わるものになったり、遺伝で伝わったりする特質として育っていったりします。
それが直感と表現されるものであり、それにより言語・映像化されて脳内に瞬間的に浮かび上がるものが「閃き」と呼ばれるものです。
①観察+②推察⇒洞察⇒⇒⇒直感(産物として”閃き”)
例えば、算数の九九を思い出してください。九九=八十一は誰でも知っていますが、9
をひとつづつ数え、確認し、81という答えを出さなくても、81になることを私達は知っています(もちろん学習の結果です)。直感とは、同じように、ある種の公式化された肉体的情報処理反応なのだろうと私は考えています。
※アホの子なので、99=88と書いてました!(ほんとアホなんで済みません・・)
しかし、この公式の中には②推察の成分が残っており、個人の主観的思考の影響を多分に受ける部分があります。故に、直感とは主観的側面を残しているのです。
例えば、幼い赤ちゃんは、感電を知らないのでヘアピンをプラグカバーの穴に突っ込もうとしますし、高所の危険を知らないので、ベランダから身を乗り出して転落しそうになります。
しかし、私たちはその危険を知っているので、それらの行動に瞬時に反応対応したりします。時には、赤ちゃんがまだそれを行う前に「ピン!!」と来たり。
ここからわかるのは、直感とは、個人の体験的知識や学習知識によって精度が変化する可能性があるということではないでしょうか。
番組(#38 直感を磨くにはどうしたら良いの? )のテーマで取り上げた「直感を磨くにはどうしたら良いか」については、上記の考えから、直感発達のベースとなる「観察」行動をまず増やし、様々な知識や経験情報を頭に入れていくことをおすすめしました。
番組内で出てきた「旅行先で危険を感じない〜〜※番組参照」も、土地についての情報深度の差によって、感じる感じないに差が出てくる可能性があるからです。危険察知は本能的感覚かもしれませんが、それを発達させるには、そこには学習が必要なのです。野生動物でも、学習が出来ない幼い個体は命を落とすことになります。
「危険を感じない云々」事の意味する別の側面
すべての人間が同じ方向を向き、同じ反応をするとしたら、その反対側に人を滅ぼすものがあったとしても、無反応かもしれません。そうなると人類という種は滅亡してしまうかもしれません。
そうならないためには、皆と反対側に反応する個体が一定数必要です。だから、同じように経験し学習しても個体差が出て、違う反応になる可能性があります。
ですから、もしかしたら、テーマをくださった方は、今危険を感じないことに対しては、直感は伸びること無く、違った事に対して直感が強く働くタイプの方である可能性もあるのです。
そのように、種が存続確立を高めるちからとして「思考や直感のゆらぎ」は必要なものなのかもしれません。
では霊感とはなに?
ラジオ第15回の「霊感て何?霊能力が無い人はいる?」にて、お話させていただいております。
radiotalk.jp霊感とは、すなわち、「霊的感覚」の略称だと私は考えています。それは霊的五感覚と言い換えてもよいかもしれません。
- 霊的視覚
- 霊的嗅覚
- 霊的聴覚
- 霊的触覚
- 霊的味覚
この5つで認知される、霊的な刺激情報の感受を指して主に「霊感」と呼んでいます。人は自身の肉体の持っている五感の情報処理に慣れているため、実際の物理的な物に対する反応のように様々な霊的刺激も処理をし認知するのです。
霊感はすべての人にあるものですが、それが「霊的なものに対する反応である」と、自覚的であるかには個人差があり、また、その感受性の強弱についても個人差が存在します。
また、この5つの感覚のうち、1つ、または2つ〜3つが強く、全てが強いという方はあまり多くはないようです。どれが強いのかについても個人差があります。また、経験を積むことによって、それまで鈍かった部分の感覚が強くなることもあります。
私達のような仕事をする者は、4つ〜5つ揃っている事が多いのではないでしょうか。
このように、霊感と直感は別の物です。
ただし、「認知」をする際、人は自分の脳の持っている情報の中に当てはめますので、同じように知識の有無等によって、差が現れることがあります。
例えば、カレーっぽい香りの塗香をそれと知らずに嗅いだ場合(塗香の材料にはカレーに使われるスパイスがいくつも使われているので、配合によりカレー的な香りの物があります)、人によっては「カレーのスパイスの香り?」と思うかもしれません。しかし、お香の知識がある人はカレーとの違いを感じ、塗香だと気づく可能性があります。
霊的なものに対しても、同じようなことがあるかもしれません。
霊感と霊能力の違いは?
上記の霊的感覚(霊感)は誰にでも備わっていますが、霊感を自分の意思によりコントロールし、必要に応じ、その感受度合を強めたり弱めたりし使うことができる能力=霊能力です。
- 過去生において、なんらかの霊的宗教的修行や学びを継続された方
- 過去生において、かなり即物的で精神性を高める生き方が出来なかった方
上記のいづれの方も、今生では霊能力を持っていることがあります。
(2)については意外と思われるかもしれませんね。特に(2)の場合、霊能力を持つことは、新しい学びのチャンスとしてそれまでの過去生とはまるで違う世界を与えられるということです。霊能力は別に、それそのものが単純な宝物やご褒美なのではありません。それだけ、生き方に自己研鑽が求められることになるかもしれません。霊能力を持っていると言われる様々な方のお話を知るにつけ、やはり霊能力があるということは、波乱万丈な人生を歩む可能性が高くなる事が多いような気がします。
冒頭のヤマトナデシコ七変化の「純情・愛情・過剰に異常」というフレーズは、真面目に考えると、ちょっとぞっとしないでもないのです。純情も愛情も、過剰なものは異常に繋がりやすいものですから。スピにおける能力開発も、その辺が少し恐ろしいなと思ったりすることも・・・、あります。
今回のまとめ
- 直感は洞察の処理速度が極まった結果現れる、人の資質の一種。
- 霊感は霊的五感覚の略称で、強弱はあれど、すべての人が持つもの。
- 霊能力は霊感を自分の意思でコントロールできる一部の人が持つ能力。
- 直感、霊感、霊能力は、それぞれ別のもの。
いかがでしたでしょうか。
他のスピの皆様と、これらの定義や考え方は、一致してはいないかもしれません。私、ハヌルはそのように考えているということです。その辺ご了承ください。参考にはしていただけたら有り難く思います。
ラジオも12分と短いですが、いただいたテーマについて、毎回真面目にお話させていただいてます。
まもなく、なんと40回!まだお聞きでない方は、無料ですのでぜひお気軽にお聞きくださいね。
ではでは 下次見〜!
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