明日は中秋節!縁起のよい食べ物ベスト7
春は太陽 秋は月。
日本で中秋の名月は別名十五夜お月さまと言いますね。この日は毎年農暦の8月15日です。そして月の神である、太陰星君の聖誕日なのです。(太陰星君は嫦娥の別名と言われますが、男性神と伝わっている所もあります。)さらに、土地の神である土地公の聖誕日でもあるのです。
15日は多いですね!というか、これ一部だけ出したんですが、8月は1年で一番多い月なんです。わかりやすく黄色でマーキングしておきました。福徳正神とあるのが、土地公さまのことです。道教の廟では神様のお誕生日や仏様の成道日などお祝いしますので、もしお好きな神様がいらっしゃるなら、いつがお誕生日かをチェックして参詣に訪れるとより楽しめますよ。(人が多くて大変かもですが)
中秋節で開運したい方に送る、縁起のよい食ベスト7!
日本ではお月見ダンゴなイメージですが、この日は神様の生誕を喜び、感謝し、さらなる恵みと守りをお願いする日。中華圏ではもっと幅広く縁起の良い食べ物が食べられています。
(1)月餅(人間関係)
皆さんおなじみですね。日本ではコンビニでも販売されていますが、唐の時代から中秋節に神様にお供えする祭品です。時代の変化で今はこの時期になると、お互いに贈り合うものになってますね。
中秋節は別名團圓節と言われ、又の名を月團、團圓餅とも呼ばれる月餅は、「みんな仲良し」や「家族団らん」「再会」「大円団」を象徴する吉祥物です。
人間関係が和気あいあいと「丸く収まる」ことを願う方はぜひ。
(2)桂花酒(子孫繁栄・財運)
桂花とは金木犀のこと。今の季節になると、街のあちこちで、ふわっと甘い香りが漂ってきます。日本では金木犀のお酒というと、桂花陳酒が有名ですね。
古くは屈原の九歌に“援驥鬥兮酌桂漿”とあり、桂漿が桂花酒です。また清代の潘榮陛の書いた帝京歲時記勝に「八月中秋,“時品”飲“桂花東酒”」とあります。
酒は百薬の長と言いますが、秋に咲く香り高い金木犀の花で醸した桂花酒は長寿の酒として喜ばれてきました。
金木犀の花は、中国では古くから冨と繁栄という幸運の象徴する吉祥物です。金運UPを願う方でお酒が飲めない方は、ぜひ桂花茶をどうぞ。
(3)田螺(健康)
中秋節にタニシを食べると「秋の名月のように目が澄み渡る」と言われています。広東地方では中秋節のお祝いテーブルにタニシ料理がどーんと並ぶのだとか。季節的にも今の時期のタニシが一番美味しいんだそうです。
「見通す目」がほしい!という方は、頑張って探して食べて見るのも良いかもです。
調べてみたところ、日本では、現在、神奈川県の厚木などでタニシ料理を出しているところがあるようですよ。
タニシ麺は、中国ではかなりメジャーな食べ物らしいんですが、それと月餅が合体すると・・・どんな味になっちゃうんでしょうね・・?
見つけにくい場合は、田螺と同じ螺ということで、栄螺(サザエ)なんかはいかがでしょう。どちらも日本では春がシーズンですが、「栄える」の縁起物ですからね。
(4)文旦(加護・人間関係・財運)
台湾で柚子というと、日本の柚子のことではなく、こちらの文旦を指します。
有個奇怪的水果混進去了啊!?#pomelo #shaddock #pitaya #pitahaya #dragonfruit #moonfestival #midautumnfestival #ザボン #ボンタン #ぶんたん #ブンタン #ドラゴンフルーツ #中秋の名月 #十五夜 #じゅごや #유자 #용과 #드래곤후르츠 #용과일 #추석 #文旦 #柚子 #火龍果 #中秋 #中秋節 pic.twitter.com/V6nR37bEuQ
— Kakae Lin (@Kakae_Lin) 2018年9月21日
文旦はその丸い形が月餅と同じく「大円団」や「家族団らん」「再会」を象徴しています。柚子の柚は「佑(又は有子)」に通じ、神様のご加護がある事を表します。 柚子はまた「碌柚(祿有)」ともいい、すなわち「たくさん稼ぎがある」という、非常に縁起の良い果物になります。
収入upを願う方は文旦を食べておきたいですね。
(5)蓮根(人間関係)
中秋節のお料理に、薄切り蓮根の間にエビのすり身や肉ミンチなどをはさんだ「はさみ揚げ」が出てくる家も多いそうです。
蓮根はその切り口を見ると、丸い中に丸がたくさん集まっているように見えるので、こちらも團團圓圓、つまり「みんな仲良し」「(離れていても心は)楽しく集う」などを意味します。
(6)芋頭(財運・辟邪消災)
芋頭は里芋でなくタロイモのことで、 農曆8月は収穫の時期。こちらも中秋節に神に加護を求める為の供品としてお供えされる食べ物です。
日本でも、お月見のお団子を里芋の形につくる地域があり、丸く作るよりも古い習俗だとか。日本が米文化になる以前は、里芋またはそれに類するものを供えていて、後にそれを模したダンゴを作るようになったと、かつて恩師から教えられたことがありました。
【10.2追加】
Twitterでこんなのを見つけました。
京都の『月見だんご』は、土付きの里芋を写した “ 紡錘形 ” です。 pic.twitter.com/BKZB0x0H7w
— 光惟 (菓子暦) (@cwjkd) 2020年10月1日
ところで、タロイモって見たこと無い!という方もいらっしゃいますよね。
台灣では大甲芋頭が有名です。上の画像をお借りしたリンク先にもあるように、アイスやケーキ、スムージーなどスイーツの材料に使われることが多いのです。(美味しいんですよーー!!!!)
「吃米粉芋才有好頭路、拜柚食柚才有好保佑、食月餅會生好子」
明代末期の中秋節は「金持ちは月餅を食べ、貧乏人は里の芋を食べる」と言われていたとか。 初期の台湾移民の間では「中秋節に”米粉芋”を食べてより良い未来を願う」という風習があったそうです。
”米粉芋”がどんなものか想像できなかったのですが、調べた所こんなものでした。
酸女孩的甜點料理手記 - 【食米粉芋,有好頭路】中秋節是許願獲得好工作的時機... | Facebook
タロイモは辟邪消災になるといい、また「芋頭」の発音が「餘頭」に似ていることから、「有り余る冨」という吉祥の食べ物になります。
日本でなら、芋に餘をかけて、里芋でいかがでしょう。親芋から子芋が増えていくさまは縁起がよく、さらに元々この時期神様にお供えしていたであろうものですから。
(7)菱角(学問)
菱の実もご覧になった事が無い方が多いかも?
菱角(菱の実)はこんな感じです。 pic.twitter.com/sMpOHjb0xj
— 霊能者 火水ハヌル@廟會ロスなオバチャマ (@hanuru_) 2020年9月3日
中はホクホクとしていて、栗に似た感じの食べ物です。
「菱」の発音が「怜」に似ていることから、小さなお子さんがいる親御さんは、「聡明怜悧」になるように、と中秋節に菱角を子供に食べさせるのだそうです。また、台灣の友達からは、「菱」が「霊」に繋がり、大人が食べると直感が鋭くなると言う人もいるよと教えられました。
その他諸々
鴨肉、南瓜、スターフルーツ、湯圓などを縁起物として食べる地域も。
中には梨の所もあるんですって。(梨=離に音が通じるので縁起が良くない話は良く聞きますけど、ね?)スターフルーツも、沖縄だとお店で手に入るのでしょうか。または何でも物が集まる東京の果物店ならありそう?
個人的にがあんまり好きではないのですが、スターフルーツは気管支や喉に良いらしいのですよ。冬場に食べると良いので、高雄にいる時は風邪予防のつもりで、スターフルーツジュースの屋台で時々買っては、決死の覚悟で飲んでおりました(そのまま食べるのは平気ですが、ジュースはそれくらい苦手なのです・・。)
さてさて、明日は晴れるかな?
ウェザーニュースによると、西日本はバッチリ見えそうですね。お月さまが出ていても出ていなくても、明日は中秋節。
そして、自分が幸運に恵まれることだけを願うのではなく、自分を含む廻りの人、そして大きくは世界の人がみな幸運に恵まれますように、と願いたいものです。
縁起を担ぐための食べ物を作ってくださった農家の方、運んでくださった運送関係の方、販売してくださったお店の方々、様々な人の手が携わってくださっていることを忘れたくありませんね。
きれいなお月さまが見えますように。
アメブロで「開運あやかり飯」はじめました。
福岡スタートで、開運あやかり飯という記事をちょこちょこ書いてみようと思ってます。こっちのブログよりもかなり軽いノリでギャップを楽しみながら書いてみようと思います。(でも真面目な根拠もありますのよ)
良かったらそちらも読みに来てやってくださいませませ。
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